私は Google PIXEL4 から USB-C ポートを介して画面出力を得ようと思ったのです
ふぁっきゅーぐっぐー。できない?なぜ?
たいていの一般人はおそらく、大きな画面やたくさんの画面への出力機能に埋もれて、そうしてようやくまともな生産性を得る機会が得られると考えていると思います。私もその一人です。
私は Goole PIXEL4 を発売日の少し前に充電スタンドと一緒に予約して購入し、届いてから幸せな人生を送っていました。世間では絵に描かれたようなアンチとファンのPIXEL4へのレビューとシェアの戦いが繰り広げられ、まったくその点には興味の無い私のPIXEL4のニュースフィードにもちらほらそれら偏った馬鹿げた記事へのリンクがサジェストされ私の指と脳を少しばかり煩わせていましたが、私は十分に幸せでした。
そろそろ本題に入りましょう。冒頭で答えは既に口汚く書いたような気もしますが、どういうことなのか、もう少しだけメモを書き残します。
Google PIXEL4 は USB-C ポートを介して DisplayPort / HDMI 等の一般的な画面出力を行えるか?
行えない。
ふぁっきゅー。
( DisplayPort と HDMI は信号的な互換性があるわけでありませんが、現在わたしたちが住むこの宇宙に存在する DisplayPort は一般的には HDMI にも"化け"られるものが流通しています。 USB-C -> DP/HDMI -> HDMI … つまり DisplayPort に対応していないということは HDMI や DVI にも化けられないし、一般的に USB-C にそれ以外の信号を流す規格は普及していないので、たいていの場合、もうダメです。†5)
Google PIXEL4 のハードウェアはUSB-C ポートを介して DisplayPort / HDMI 等の一般的な画面出力を行えるのでは?
行えるはずだった。
- Google PIXEL4 は Qualcomm Snapdragon 835 を使っています(†1)
- Qualcomm Snapdragon 835 は USB-C / DisplayPort Alt Mode (オルタ・モード)にネイティブ対応しています(†2)
しかし、
???ほわっぁーっつ???
- もし、あなたが日本やアメリカやドイツなどの自動車技術の先進国で最新のメジャーメーカー製のフラッグシップモデルの自動車を購入したとしましょう。
- あなたは自動車を秋に購入しましたが、やがて冬を迎えます。
- どうみてもこの自動車には暖房機能が備わっているので、あなたは空調システムの設定を暖房モードにするだけで使えると信じていました。
- いえ、むしろ信じる以前に機能の使用可否の問題に直面するなどとはまったく予想していなかったのです。
- 結果はもうお分かりですね?あなたは冬になり暖房を使おうとしましたが暖房モードを有効にする方法がわからないのです。
- もちろん、それはこの自動車の空調システムが暖房モードの設定を隠し、あなたが世間一般的には気違いじみたハッカーと思われるような人物でない限り、それを使用することはできない仕様で出荷されていたからです。
ふぁっきゅーっていうより、じーざすっていうか、がっでむっていうか、わっざへるっていうか、この仕様で出荷したやつを見つけてさのばびっちとメッセージを添えたしっとを投げつけたい衝動に誰もが駆られる事でしょう。Googleやこの製品の関係者にとっては幸いな事に、私はそこまで暇ではないのでこの記事を書いておわりです。なんとも、ほーりーしっとです。(†8)
有効化される可能性はあると思う?
- Google が "わざわざ" 無効化しているのだからそうしなければならない合理的な理由があったのでしょう(†4)
個人的にはもう期待しませんが、有効化してくれる未来が現実的に近く発生したなら喜びます。ですか、現時点ではとりあえず諦めてしまう事にします。
最後にもう一度、悲しみを込めて
ふぁっきゅー。
参考
- (†4) Pixel 4 USB-C video output exists but is disabled in source code - SlashGear
- (†5) DisplayPortとHDMIの伝送方式の違い | 雑談記
- (†6) Google Cast - Wikipedia
- (†7)Chromecast - Wikipedia
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- (†8) 表現の一部にぴぴぴっと来てしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしは敬虔なくらいすとちゃーちの信者ではなくGoogleがUSAにあるので雰囲気を合わせてみただけなのです。また、私はこの走り書きで誰も傷つける意図はありません。もしあなたがこの走り書きを読まれて不快感を覚えたとしても、どうか事態と私の深い悲しみにご慈悲を頂けることを信じております。ありがとうございます。