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Wonder Rabbit Projectのなかのひとのブログ。主にC++。

USB, Switch: やはりスイッチや計器の類は「機械式」で単機能のシンプルなものが好い!

昨日届いて郵便受けに入っていた「機械式」で単機能なUSB切り替え器がこちら。

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amazon で 798 円で購入、中国からの発送で北海道札幌まで7日間でした。一緒に USB Type-A / Type-B 変換コネクターも2つ購入。どちらも郵便行けにいつの間にやら届いていました。

このUSB切り替え器はたくさんの製品がひしめき合っているUSB切り替え器の分野の中では、特にたくさん売れているとか、特にたくさん高評価が付いているとか、そういうポジティブな特徴の無い、比較的にはマイナー気味な製品です。では、どうしてわざわざこの製品を購入したのか?その理由は機械式で単機能な事、それだけです。

"たくさんの製品がひしめき合っているUSB切り替え器の分野"と先程も書きましたが、そのほとんどが "余計な" HUB機能付きで電子制御式にスイッチする製品です。実は、今回の「機械式」のUSB切り替え器の前にHUB機能付きのスイッチを購入して試用しています。その試用は通電するなり問題に遭遇する事で始まりました。

1つめの問題はキーーーンと高めの耳障りなモスキートノイズが切り替え器本体から発生してしまい作業やゲームに集中できなかい事でした。これはどうやら愛用していたキーボードの1つ Corsair K70 を接続すると発生する事がわかりました。そして切り替え器とキーボードの間に inateck USB 3.0 HUB (3ports, SD, OTG付き) を噛ませるとノイズは出なくなる事もわかりました。ベンダーによると一部のメカニカルキーボードと接続した場合にこのような問題が起こりうるのだそうで、この問題は開発チームにフィードバックするとともに製品の返送なしでの速やかな完全な返金もベンダーも側から申し出て頂きました。(そういうわけでこのベンダーの印象は悪くありません。きっと将来の製品では問題を克服してくれる事でしょう…たぶん。)

もう1つ、先のノイズ現象と併せて考えるとどうもやばい系の匂いが漂う問題も発見しました。何度か使っていると、切り替え直後のタイミングで PS4PRO がゲーム中に再起動してしまったのです…。また、別の切り替え直後にはPCの、USB切り替え器やその先どころか、ホストコントローラーの系統が違うはずのポートまで含めてすべてのUSBポートの製品の認識が解除され、どう抜き先してもUSB機器を再認識しなくなる現象も起こりました。恐らくPS4PROを再起動させた問題と根本的には同じ原因、動作だろうと思います。あげく、PCはWindowsでしたが、メインボード上の電源スイッチの通常押しからのACPIによる安全なシャットダウン処理も電源が落ちるところまでは進まなくなっていました。Windowsはどうも完全に終了処理できていたように見えましたが、その後の電源の制御が行われない状態になっていました。トラブルで電源装置本体の主電源を落とす体験は数年ぶりの事です。

2つの問題からの想像ですが、恐らく回路設計なりEMC対策なり何かがおかしいのでしょう…特に電源制御系で何か…。発症した2つ目の問題の具体的な症状からも、PS4やPCが壊れる可能性も十二分に考えられます。精神的にも金銭的にも、たかだかUSB切り替え器程度の分際がやらかす被害としては致命的な被害です💀

ところが、代替品を注文しようと amazon を眺めると、ほとんど似たような製品で、レビューをよく見ると、あちらこちらに「高音の耳障りなノイズが出る」とか、どうも似たような問題が起こりそうなものが多そうなんですね。そういうわけで、どうも信用ならんのですね、余計なハブ機能を付けたついで電子制御式のスイッチを採用したUSB切り替え器というものは。困った。

そんな中で、随分と設計が古そうなあからさまにダイヤル式のスイッチをガチッとひねると内部の配線が機械的に切り替えられるであろうと見た目からもわかるような製品が目に付きました。LOAS SWK-U4PC です。でもこれ、ちょっと今時、お高いんですね…。私は4マシンの切り替えも必要無いし。

それで「機械式」に注目して改めてUSB切り替え器を探してみると、1つ良い可能性のある製品が見つかりました。冒頭で紹介した amazon で 798 円 のUSB切り替え器です。メーカーと製品名で紹介したいのですが、ノーブランド、型式も不明です。それなりに良い綺麗にプリントもされた箱入りで届いたのですが、どこにもメーカーや型式は表示されていませんでした😅

使ってみると、「あたりまえ」のことですが、耳障りなノイズもありませんし、切り替え直後の再認識速度も抜き差しと同じ(というより手間がかからないだけはやい)です😃 まあ…箱を開けてみたらハンダ不良さんがいるとかはありえますが、余計なハブ機能も無いシンプルな機械式の切り替え器ですから、さいあく自分で修理もできます。ハブ付きのUSB切り替え器のような電子制御式では素人と大差ない電気工学知識しか持たない私には、ハードウェアをデバッグしたり、チップの脚のハンダをいじったり、回路設計を読んでキャパシターや抵抗やダイオードを追加したりして修正するのはかなり難しい…しかも別製品へ買い換えるにしてもどうもどれも似たような問題が起こりかねない…。

「USB切り替え器ごとき機械式スイッチで、いやむしろ機械式スイッチの方が信頼性も高くて修理もしやすくて…」などと私は思ってしまいますが、大量生産やどのみちHUB機能のために電子制御を入れるのであれば、スイッチも機械式より安くて工程も合理化できるのでしょうね、おそらく。しかし、それで動きはするけど実は問題があるような製品が流通の主流、ほとんどを占めてしまっているとは…電子制御、電源周り、こわいですね💀

ちなみに以前、USBハブではエレコム製で新品の購入直後に動作がおかしいと教え子が持ってきたのでテスターで軽く調べてみると、充電用ではないポートが5Vを大きく超えて充電用ポートと同じ電圧が印加されている…とかありました。動作がおかしい、で済んで良かった…。低品質USB機器こわい…。

そんなわけで、少なくとも私は「USB切り替え器ほしい!」と言われたら、「機械式の単純なやつにしとき」とおすすめしたいと思います。余計なHUB機能や電子制御が入らない分、切り替えも高速にできますしね。

いやぁ…低品質USB製品こわい。特にHUBとか切り替え器はこわい💀

おまけ

今回紹介したノーブランドのUSB切り替え器は小さくて、上にも下にも出っ張りがないので設置性が良いのも嬉しいポイントです。ケースも金属感があって無駄に丈夫そう😃 左右にはネジがでっぱります。

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