WSL2 から X410 ( または vcxsrv など ) へ画面を投げる方法のメモ
WSL1 だと 127.0.0.1:0 で Windows ホスト側の X Server へ画面ぽーんできて楽でした。WSL2ではすこし手間がかかるようになりました。
X Client ( on WSL2 ) -> X Server ( X410 )
cat /etc/resolv.conf
で WSL2 (内側)から Windows ホスト(外側) へつながる IP を確認export DISPLAY=172.21.128.1:0
などしてDISPLAY
環境変数を設定- X410 の
Allow Public Access
を有効にする (vcxsrv
なら-ac
引数を有効にする ) konsole
など起動して動作を確認する
自動設定されるように工夫
シェル起動時に実行される適当なところ ( ~/.zshrc
とか) に以下を仕込む:
export DISPLAY="$(awk '/nameserver/ { print $2 }' < /etc/resolv.conf)":0
ちなみに WSL 以外の環境と ~/.zshrc
的なそれを共有したい場合は:
if [[ $(grep -i Microsoft /proc/version) ]]; then export DISPLAY="$(awk '/nameserver/ { print $2 }' < /etc/resolv.conf)":0 else export DISPLAY=127.0.0.1:0 fi
とかしておけば便利です。