Windows 10: CPU 100% 張り付き問題の解決
少し前に、次の状況に気が付きました:
- Windows 10 Pro 64-Bit ( 10.0, Build 18362 ) で、
Task Manager
の CPU 負荷が Processes タブと Performance タブで全てのコアが常に 100% に張り付いた状態になる- 但し、下図のように
GL-Z
などタスクマネージャーではない方法で観測するとタスクマネージャーが "うそ" の報告をしている疑いがあります - 蛇足: マルウェアのせいじゃないと思うよ
困るような、困らないような状況ですが、少なくとも精神衛生上の問題と気持ち悪さはあります。緊急性は無さそうなのでしばらく放置していましたが、タスクマネージャーを使うと目に入るので、気になって少し調べてみると:
Windows Insider 系の投稿に 2018 に WaritC が同様の問題を報告している事に気が付きました。キーワードを工夫しないと、当てずっぽうでいい加減な「どうせマルウェアだろ」的な記事ばかりググられてしまったりもしますし、この記事でも Ken Blake がさっそく「よくわからないが、たぶんマルウェアのせいだろう」と返信を付けています。
もちろん、私に先ほどまで起きていた "この問題" あるいは WaritC に起きていた "この問題" はマルウェアのせいではありませんでした。 WaritC はマルウェアの指摘にも真摯に対応しながら、最初の投稿から3日後に、
I was able to randomly find a fix on my own after reading around on the internet.
It seems like the issue came from "Power Options" (right clicking on battery icon) and when I "restore default settings for this plan" the CPU usage level dropped down to normal levels.
著者訳:
インターネットで調べたり、あちこち適当にいじってみたところ、私はこの問題を解決できました。
この問題は "Power Options" (バッテリーのアイコンを右クリックして) から、"restore default settings for this plan" すると CPU の使用状況を正常な状態まで下げられます。
と、いうわけで、私も試してみました。 "狙って探す" のは少し分かりにくい部分をポチる必要があります:
(†1): ↑この画面の "Change plan settings" のリンクをポチり、
(†2): ↑この画面の "Restore default settings for this plan" のリンクをポチると、その瞬間以降タスクマネージャーのCPU負荷の表示が期待動作する状態に回復します。
手順を整理すると:
- スタートメニューの "Settings" (たぶん日本語だと「設定」) から
- "Edit Power Plan" (日本語では「電源プラン」のなんとか…だと思います)
- 画面(†1)から、選択中ならどのプランでもいいので、プランの右側にある "Change plan settings" (プラン設定を変更とか日本語では出ているのかも) のリンクをポチり、
- 画面(†2)から、"Restore default settings for this plan" のリンクをポチる (日本語ではデフォルトの設定を復元する、とか標準の設定に戻すとかそういう表現かもしれません)
です。
すっきりしました🧙♀️
🎄 Happy holidays ⛄