ラヴ・クロイガメンの処方箋: Chrome の DARK READER の動作モードの切り替えと良い感じの闇ぐあいについて
概要
いぜん、 Qiita に 「白い画面恐怖症患者のためのChrome系ウェブブラウザーの処方箋」なる文字列を投稿していました。今回はその続編というかおまけ。
現在の DARK READER は動作モードを4つの切り替えから選択できるようになりました。
- Filter
- Filter+
- Static
- Dynamic
それぞれどのように変わるのか紹介します。
例1: ALC を表示した際の変化
Filter | Filter+ |
Static | Dynamic |
- Filter, Filter+ では画面左上の ALC のロゴが不可視化される
- Filter, Static ではコントラストが低下、 Filter+, Dynamic ではコントラストは良好に近くなる傾向
例2: Facebook
Filter | Filter+ |
Static | Dynamic |
- Static では画面上部の背景画像、画面左側の画像の下部が不可視化される
- Filter, Filter+ では画面左側の自己紹介のテキストのコントラストが極端に低下し読み難くなる
各モードでエられる特長の整理
一般的なシロイガメン・モードを基準に意匠設計されたウェブサイトを表示した場合に起こる特長を整理。(元々コントラストがわざと低くしてあるとか、謎のテクノロジーを駆使してクロイガメン風にしてある場合には異なる結果となる事もあります。が、まあ、たいていのウェブサイトではこうなるよ、という概略です。)
Filter | Filter+ | Static | Dynamic | |
---|---|---|---|---|
画像の不可視化の有(+)無(-) | + | + | + | - |
コントラストの低下有(+)無(-) | + | + | - | - |
と、いうわけで、現在わたしは基本的に Dynamic で使っています🐰
ちなみに、プログラマー=サン的には GitHub はどうなの、とかもっと気になるウェブサイトもあるかと思います。 GitHub はどのモードでもさほど強い欠点といえるような視認性は発生しなかったのでスクリーンショットのサンプルを紹介しませんでした。このように、どのモードでも特に欠点無く表示できるウェブサイトもぼちぼちあります。
おまけ: Static の追加設定
Static モードを選択中にのみ、モード切り替えのトグルボタンの右上に設定編集の小さなボタンが発生する。
文字通り Static に CSS を追加できる。