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Windows: スタートボタンが死んだ日

Note: 今回はわりとエッセイ的ななかみです。

もう数年程度は必要の無かったので Windows 10 は(昔に比べれば)安定動作してくれてその点では余計な手間が少なくなって嬉しいな、と思っていた。

だが、今日は スタートボタン が死んだ😂 タスクバーの他の機能は生きたまま、スタートボタンだけ無反応になった。 Meta ( Windows ) キーも CTRL+ESC も、ポインティングデバイスの左ボタンにも無反応だった。ポインティングデバイスの右ボタンには反応するが、それは別の機能(設定などのメニュー)であり、 Windows ユーザーに愛され続けているスタートボタンのそれではない。

ともあれ、こんな事もあろうかと、というわけではないのだけど、私はタスクバーに Task Manager のショートカットを置いているし、 NT 時代から伝統の CTRL+ALT+DEL からでも失敗することなく Task Manager を動かせる。

さて、 Windows 10 ではたぶん初めてこの状況に対する復帰テクニックを試す事になるのだけど期待動作してくれるだろうか。「スタートボタンだけが死んだ」、そんな状況からソフトウェアエンジニアとしての私の脳は「もしかしたらプロセスレベルでタスクバー、スタートボタン、あるいはエクスプローラーは既に分離されていてこの方法は無駄になったのかもしれない」なんて事を考えていた。

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先ず、 Processes タグの Name から目的のそれを探す。Name の表示も分類ごとに分けられたいへん扱いやすくなった。 Apps, Background processes, それから Windows processesWindows processes に分類された中に Windows Explorer が居る。 Windows Explorer が見つかった事で「昔からの方法はまだそのまま使えるかもしれない」と少し安堵した。

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何かと便利になった Task Manager にはプロセスの Restart 機能もアクセス良く提供されるようになった。

どうやらこの方法は現在の Windows 10 でも "正解" らしい。タスクバー、というよりデスクトップがさっくりと再起動され、すぐに スタートボタン も期待動作するようになった。

だそく

なんでこんな話をわざわざ書いたのか。

どうも巷には "この程度で済む事" へ powershell から dism やら sfc やら Get-AppXPackage に呪文を打ち込めやら時間も手間も(少なくともそうしたシステム管理を日常で必要としない一般的なユーザーにとっては)尋常ではなくかかり、何をやっているのか意味もわからないであろう方法を「スタートボタン 死んだ」など日本語で Google センセイから検索してみるとわらわらと上位に出てくる。

実際そういう必要のある状態になった例やひともいらっしゃるのかもしれないが…正直なところ「アホカ…」と思ってしまった。この記事で書いた方法でまずはたいていどうにかなるし、原因不明で何度も再発ということも一般的にはそうそうないのだから…(少なくとも多くのユーザーたちには)。