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C++ ときどき ごはん、わりとてぃーぶれいく☆

Wonder Rabbit Projectのなかのひとのブログ。主にC++。

HTML5 W3CとWHATWG分裂の"予測"(てけとー訳記事)

元ネタ: http://www.i-programmer.info/news/191-htmlcss/4531-which-html5-whatwg-and-w3c-split.html

Which HTML5? - WHATWG and W3C Split
Written by Ian Elliot
Friday, 20 July 2012 14:38

てけとー訳:

どちらがHTML5? - WHATWGとW3Cの分裂
イアン=エリオット 著
2012年7月20日 金曜日 14:38 (※元記事の現地時間)


標準化組織が分裂した事で2つの異なるHTML5の規格やスナップショットが出てくるかもしれません。

WHATWGはW3Cの次期HTMLに対する動きが遅過ぎたり、XHTMLXML系について諦めて放棄気味な事が気に入らないみたい。

ユーザーは単純で安定したHTMLの改良を待ち望んで居ます。

2004年から2007年に掛けてWHATWGが策定した次期HTML規格をW3Cが承認したものがHTML5。これまでこの2つの組織はHTML5に対し名目上は一緒に活動して来ました。しかし2つの団体はHTML5へのアプローチに大きな違いがあり、それもここまでとなった様です。

2つの団体のアプローチの違いによるforkは分裂傾向にあります。

WHATWGのMLへの投稿でWHATWGのエディターが仕様について述べています:

このところHTMLについでのW3CとWHATWGの目的は分裂傾向にある。WHATWGのエディターはHTMLと関連技術の標準化に注力しており、つまり追加機能のバグを修正して新らしい規格が受け入れられる様にしたり、一般的な実装を監視したりだ。W3Cのご尽力とやらは、この間に、スナップショットからのご立派なW3Cプロセスによる仕様作成となっている様だ。そんな次第でW3C HTML ワーキンググループと我々は2つに分裂することとなり、HTML5canvas、microdataの仕様についてW3CとWHATWGとで異なる仕様が編集されている。

分り易く言うと之は、W3CHTML5の仕様化に取り組んで居るという事。対して、WHATWGではHTML5を「生きている標準規格」("Living Standard")として取り扱っている。この「生きている標準規格」なるアイデアでは常に追加と改修が行われ続け、HTML5を用いるブラウザーメーカーらやプログラマーらは之を維持し続ける事になります。

もしも之を読んで、W3CとWHATWGが異なる路線を取っていると感じられたのなら、HTML5には2つの標準規格が存在すると言う事になり、私もその考えは正しいと思います。W3Cは単一の標準規格を定義しようとしているのに対し、WHATWGでは「生きている標準規格」からスナップショット("snapshot")を用いようとしています。W3Cから開放されれば、WHATWGの「生きている標準規格」はより加速するでしょう。

全体としてこれは良い開発状況とは言えないでしょう。つまりHTML5が、W3Cのまとめたスナップショットの事なのか、WHATWGの「生きている標準規格」の事なのか正確に言えなくなってしまいます。私の推測を述べると、ChromeFirefoxはできるだけ新しいものを、Microsoftは単に企業利益が最大となるものを選ぶでしょう。

近いうちにあなたはHTML5の意味を選ば無くてはならないかもしれませんね。

飛ばしっぽい記事でもあるけど、あながちそうかもねってとこかしら・w・

※本件へのご意見等は本家のコメント欄へ(英語で)付けると良いと思いますよ。

追記:

本件について解説しているFacebookのポストがあったので: https://www.facebook.com/futomi.hatano/posts/342946605788331